2017年11月27日:フランス国 首相 エドゥアール・フィリップ 閣下
拝啓。ロイターによると、メルケル首相率いる「CDU・CSU」と「FDP」、「緑の党」による連立協議が決裂したドイツで、第2党である「SPD」のシュルツ党首に対し、「CDU・CSU」と大連立を組むよう求める圧力が強まっている。
メルケル首相は再選挙を主張するが、長期の政治空白への懸念が欧州全域で広がる。極右の「選択肢」と、市場原理にこだわる自由民主党(FDP)が拡大した分、「CDU・CSU」、「SPD」の中道が勢力を失った。ユーロ圏支援に反対する自民党も票を伸ばしていることから
ユーロ圏の財政統合への反対と見ることもできるが、やはりドイツ国内に滞留する大量の難民への懸念が底流にあるとみている。
異質な文化や慣習が日常的に入ってくることへの拒否感が、右派政党拡大の主要要因だと言われている。やはり、再選挙をやっても流れは変わらないと思う。
ヨーロッパが移民・難民問題で苦しんでいる中、日本では、西欧社会が驚愕する不法な手段で移民問題の対応をしています(下記)。日本の不法な移民・難民対応に関心を持ってください。
国家による、理不尽で不法な人権侵害行為が、テロを招いていると思います。世界は、国際法にもとづいた、法の下で統治されなければなりません。私だけでなく、中国人やフィリッピン人ら多くの外国人が犠牲になっています。
日本政府による入管法に関する「人道上の犯罪」から救ってください。
ICCへの提出資料は下記にあります。
私たちを助けてください!敬具。長野恭博